高知県はゆずの生産者が多いところです。
今日は、高知県長岡郡大豊町の大豊グループさんのゆず集荷場を取材させていただきました。(大豊町怒田)
秋晴れの快晴の一日でしたが、早朝は冷え込み5度以下でした。
右側、下村代表
柚子の農園は、数々あれど、大豊グループさんの柚子農園は、JAS認証を取った農園で育った柚子は、県内3箇所しかないとのお話でした。
まず、ゆず畑の土がふかふかで、柚子の幹の大きさが違いますね。(左下写真)
それと、実が甘い!ゆずは、すっぱいと思ったら、うまいんですよね。いつまでも香りが残りますしね・・・
あ、皮も捨てたらダメですよ。皮に香りがありますからね。
(店主も知らなかったんです。土佐の匠中町シェフに、ゆずのジュレ作るときに言われたんです→ゆずジュレ)

大木ですね柚子の木の幹:樹齢20年以上
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鈴なりに成ったゆず玉
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今年の生育状況は、例年に比べて3割がた、収量が少なくなっているとのことでした。
昨年末から、寒波が襲来したせいではないかとのことで、約20トン程度で12月25日ごろまでの出荷を予定しておるところです。
関東方面での末端価格ですが、@玉が250円にもなるようで、14〜10玉のゆず玉の1.5kgセットは、収穫ある限り発送しますので、早めのお買い求めをオススメしているところです。→(写真左下)

1.5kgタイプの柚子玉
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山の上までゆず畑です。
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さて、商品ラインアップです。
大豊グループさんの生産者ならではのアイテムが多いです。無塩ゆず果汁(要冷蔵)360ml @1080円(税込)は
100%柚子果汁のみで、要冷蔵ですが、深層水で10倍に割ると、ピュアなゆずドリンクが出来上がります。
(深層水ミネラルウォーターの硬度一覧が参考になります。硬度が高いタイプで割るとコクが出る感じです。)
また、当初からゆずと深層水の組み合わせで、ロングランアイテムになっている<ゆずストレート>350mlは、地元量販店でも定番のアイテムで、生産開始から約8年のロングセラーです。→12本&24本入り<ゆずストレート>
こちらは、オーナーの下村氏の勤務先だったひまわり乳業さんが、製品開発を協力してくれて、深層水のゆずドリンク
に仕上がっています。ゆずの抗酸化作用と深層水の硬度の高いお水のミネラル成分で血管を強くする健康ドリンク的な効能を狙っています。
そして、ゆずの香り高い<ゆのすポン酢>350mlは、お鍋の季節には欠かせないアイテムです。
ごっくん○○村さんのポン酢醤油と比較してもひけを取らない香りが自然な美味しさです。

下村様のお母様お元気!
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息子さんの武志さん、土佐山田の出荷場
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大豊町の帰りに、土佐山田町の出荷場所に立ち寄りました。
親子3代の関わりの歴史があるんだなあと店主は感じました。
上の写真のお母様に伺いましたが、約30年前ころから、棚田をゆず畑にだんだんと転作して、今のようなゆず畑にしてきたとのことで、山も険阻で、土地の狭い集落で、摘果作業もたいへんだろうなあと思った次第です。
しかし、ゆずの実が鈴なりに成っていて、見ごたえがございました。
お母様は以前この集落で住んでいらっしゃったが、今はゆずの収穫期のみ1ヶ月少しいらっしゃるのだそうです。
お孫さんにあたる武士さんが、土佐山田の出荷場で発送配達をこなしておられて、今度は東京ビッグサイトのオーガニックEXPOに出店するとのことで、11/1-〜3までゆず500玉以上を頒布する予定とのことでした。→オーガニックEXPO
本日は、同じゆずでも有機認証を受けたゆずというのは、味も香りもまったく違うということを体験できました。
みなさまのお求めをお待ち申し上げております。
店主 岡本 龍太

JAS認証を取得しています。
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大豊町怒田 の集落を望む
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